理系母の趣味はプログラミング

理系院卒、メーカー技術職の二児の母が、PythonやVBAで色々と作ってアップしていくブログです。

【6日目】docstringで関数に説明文を付けてみる

こんばんは、なぺです。

今回はdocstring(ドキュメンテーション文字列)を作成してみます。

docstringとは、関数の説明文です。

例えば下記のような、xの5乗を返す関数fifjの場合

 

def fifj(x):
return x**5

 

私がつけた冴えない関数名"fifj"(5乗→fifth jo→fifj)だけだと、

どんな関数か分かり難いです。

そこで、docstringで関数宣言の直後に説明文を付けます。

まず、docstringの最初の行で、この関数が何をするものなのかについて記述します。

 

Returns x**5. (←この関数は引数の5乗を返します)

 

残りの行には、関数の引数、引数の型、関数が返す値について書きます。

 

:param x: int.  (←xは整数です)
:return: the fifth power of x (←返り値はxの5乗です)

 

あとは文字列として関数宣言の直後に挿入するだけです。

 

def fifj(x):
"""
Returns x**5. 
:param x: int. 
:return: the fifth power of x 
"""
return x**5

 

docstringは文字列であればいいので、「,」や「""」で囲んでも可能らしいですが、

慣例的にトリプルクォートが使われることが多いということなので、それに従いました。

 

docstringは以下の方法で表示することが出来ます。

 

・print(関数名.__doc__)

・help(関数名)

 

出力結果は下記です。

 

>>> print(fifj.__doc__)

Returns x**5.
:param x: int.
:return: the fifth power of x

 

>>> help(fifj)
Help on function fifj in module __main__:

fifj(x)
Returns x**5.
:param x: int.
:return: the fifth power of x

 

今日は以上です。

 

 はあ、機械学習とか、いつになったらできるのやら~笑