理系母の趣味はプログラミング

理系院卒、メーカー技術職の二児の母が、PythonやVBAで色々と作ってアップしていくブログです。

【基本情報技術者試験】出題形式が大幅変更された午後試験をCBT方式で受験してきた結果と所感【令和2年度秋期】

こんにちは、
先日、基本情報技術者試験の午前試験を受けてきました。
午前試験から1カ月以上開けての受験。

そして何より、今回の午後試験は色々と新形式になっております。
そこで、「旧形式の過去問で対策しているけど、本番はどうなるの?」という人に向けて結果と所感をお伝えできればと思います。

【結果】
93点(午後試験のスコアレポートの正答率×配点で計算しています)
スコアレポートは下記

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午後試験のスコアレポート(念のため、分野は隠しています。)

ちなみに午前試験のスコアレポートはこちらの記事に記載しています。
kanappphateshakitto.hateblo.jp

問題の選択をミスってなければ合格していると思います。
やったね☆

<CBT方式の所感>
午前試験ではメリットも多かったCBT方式ですが、
午後試験ではデメリットが大きいと感じました。
紙と比較したCBT形式のメリット・デメリットを下記にまとめます。

【メリット】
マークシートを塗りつぶさない為、問題番号と解答のずれが生じにくい→マーク箇所のずれによる大量失点、塗りなおしの為の時間の浪費が防げる。
・解答済/未解答が表示される。→解き忘れがない。
・問題番号をクリックするだけで問題にとべる→後で見返しやすい

【デメリット】
・問題文や図中、選択肢中に書き込めない→解きにくい!
・問題中の表やコードと選択肢を照らし合わせるのにページを何度もスクロールしなければならない。

書き込めないのは事前に覚悟していたのですが、思いがけずスクロールが面倒でした。
特に表計算はセル中の式の空欄に選択肢を当てはめる系の問題が多いので、
例えば、セルE2ってどこをさしてるんだっけ?みたいな確認が多く、選択肢と表を何度も行ったり来たり。
それもあってか、いつもは25分ほどで解ける表計算に35分ほどかかってしまいました。
試験開始の最初に表計算を解いたのでここで少し焦りました。

<新しい出題形式の所感>
令和2年度秋期から、選択問題の出題形式が大幅に変更されました。

(旧)問2~問7から4問選ぶ
(新)問2~問5から2問選ぶ

過去問は旧形式のものしかなかったので、いくら過去問を解いても、本番まで一抹の不安がありました。
しかし、本番を終えて、確信しました。

午後試験が簡単になったと!

私個人の感想ですが、単純に2問分減って時間に余裕ができました。
選択問題の配点は12点から15点に増えているので、3点分のボリュームアップはあったのかな。
情報セキュリティも配点が12点から20点に増えているので、ボリュームアップしたはずですが、
全部解き終えて残り時間を見ると、残り40分…!?
しかも途中から時間に余裕があることがわかって、時間をかけて丁寧に解いていたにも関わらずです。

旧形式過去問で対策していた時は、早くトレースする練習をしたり、問題を解く順番を得意なものからにしたりと、時間内に解くための対策をしていました。
しかし、終わってみると、あれれ?って感じです。

旧形式の過去問で時間内に解けるようであれば、新形式ではよっぽど大丈夫だと思います。


最後に、1歳の娘と2カ月の息子がいるのに、快く試験に送り出してくれた夫に感謝です。

以上、結果と所感でした。
参考になればうれしいです!


「追記」合格していました!実際の午後点数は94点でした。

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次はPythonに本腰いれたいです。