理系母の趣味はプログラミング

理系院卒、メーカー技術職の二児の母が、PythonやVBAで色々と作ってアップしていくブログです。

【13日目】モジュールを使う

こんばんは、なぺです。
今日はモジュールです。

モジュールってなんぞ。
本にはこう書いてあります。
"Pythonでは、分割したコードを書いておくファイルそれぞれをモジュールといいます。言い換えればモジュールは、コードを収めたPythonファイル(.py拡張子付きのファイル)です。"

ふむふむ
作った処理を別ファイルに保存しておいて、それを使いたいときに、その.pyファイル(モジュール)を読み込めば、使いまわせるということかな?
手の込んだプログラムを作るときに、コードを分割できるのはいいですね!(とか言ってるけど、まだ手の込んだプログラムなんて書けない)

まあ、いつか手の込んだプログラムを作る日が来ることを信じて、モジュールを使ってみようと思います。

・組み込みモジュール
Pythonには、よく使う機能を提供する組み込みモジュールというものが用意されています。まずはこれを使ってみます。

ちなみに、Pythonの組み込みモジュール一覧はここにあります↓

docs.python.org


モジュールを使うには、まずインポートする必要があります。
これからこのモジュールを使いたいよ!とPython先輩に伝えます。

数学系のコードが満載のmathモジュールをインポートします。

import math

mathモジュールインポート完了!
円周率の関数を使ってみます。

>>> math.pi
3.141592653589793

sinもある

>>> math.sin(math.pi/2)
1.0

mathのsin関数やcos関数など三角関数は、角度の単位としてラジアンを使うらしいです。
角度を使いたいときはradians関数を使えばいいみたいです。

>>> math.radians(180)
3.141592653589793

randomという、乱数のモジュールもあります
下記は1から500までの数字でランダムに数字を返すコードです。

>>> import random
>>> random.randint(1,500)
396

・別のモジュールをインポートして使う

自分で作った.pyファイルをインポートしてみます。

まず、あとでインポートするための.pyファイルを作ります。

def asa():
    print("おはよう!")

def hiru():
    print("こんにちは")

def yoru():
    print("こんばんは")

これをaisatsu.pyという名前で保存しておきます。
このaisatsu.pyの関数を別のファイルで使おうと思います。
下記のようにコードを書いて

import aisatsu #aisatsu.pyをインポートして、

aisatsu.hiru() #aisatsu.pyの関数hiru()を使う

aisatsu.pyを保存したのと同じフォルダに保存します。ファイル名はtest.pyとしました。
そして実行すると

こんにちは

test.pyから、aisatsu.pyの関数hiru()が呼び出されたことを確認できました。
hiru()のところをasa()にすると"おはよう!"が、yoru()にすると"こんばんは"が出力されます。

モジュールは以上です!

ささ、寝よ寝よ。
それではまた^^